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3.中央発信講義

講義の内容は、個別労働関係紛争に関する法令をこれから深く学んでいく前段階として、

・専門家としての権限、倫理

・憲法(基本的人権等)

・民法(契約法等)

をまず学びます。

 

社労士の先生は法律家とはいえ、裁判官・検察官・弁護士といった法曹界で活躍される先生と比べて、圧倒的に法律に縁遠い方が多いと思います。

私も社労士の資格取得で勉強した以外では、法律については教育学部で広く浅く学んた程度でしたので、ほぼ初めて学ぶような内容でした。初日という事もあり緊張感もありますが、内容的には結構面白い語り口のため、時間はあっという間に過ぎます。

2日目以降、個別労働関係紛争に関する法令、および専門知識について深く学んでいきます。

以降に記載するグループワーク時には、各グループであっせん申請書と、あっせん申請書に対する答弁書を作成しますが、ほぼすべての研修受講者は個別労働関係紛争においては無知識ですから、一般的な感覚を脱して、専門家としてどのように考えるか、という素地を作る為の内容になっているかと思います。

特に、研修後半にある弁護士の先生を含めたゼミナール時には、「どのような法的根拠を持って」という事をベースで激しい突っ込みを受けますので、この時点で、様々な判例を基に、どのような法的根拠でどのような判決が出るか、という思考の流れを形成しておくことも重要だと感じました。

とにかく圧倒的なボリュームがあり、且つ貴重な休日に講義がある為、心が折れ掛けそうになりますが、内容はこちらも大変興味深いので、眠気に打ち勝って講義を受ける価値は十二分にあります。DVDに登場する講師は、学識経験者及び弁護士の先生等です。

また、中央発信講義の際、隣の席の方とは積極的にコミュニケーションされた方が良いです。中央発信講義は5日間あり、その間席替えも無いため、顔を合わせる機会も多く、昼食や休憩時に会話が出来るだけで、相当な息抜きになります。隣の席の方は、以降に記載しているグループワークでは別のグループとなる可能性が高いですが、ここで協力体制をとっておくだけで、グループワーク時に、他のグループの考え方を知る手段が増えます。

 

>4-5.GW・ゼミ攻略へ

 

<1-2.申込・会場へ

中央発信講義の臨み方

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内容については、筆者が受験をした2012年度をベースに記載しております。利用の結果生じた損害について、一切責任を負いません。

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